初心者にもおすすめ!TG-6をダイビングで使った感想&使いこなしポイントまとめ

こんにちは!

前のブログでTG-6が届いたと書きましたが、今回は実際に使ってみた感想を書いていきたいと思います。

前のブログはこちら

パラオ在住者のネットショッピング事情と9月の振り返り。

項目としまして【全体的な使用感】【ホワイトバランス機能について】【マクロ撮影】【ワイド撮影】に分けて書いていきたいと思います!

TG-6とは?基本スペックと特徴をざっくり紹介

まず、私が以前使っていたのはTG-4でしたので2世代アップの商品となります。

操作性がバツグンにいいので初心者さんにもおすすめ

使用感として一番感じたことは、ピントの合う速さがめちゃくちゃ早いです!

TG-4でもそんなに遅いという感覚はなかったですがそれの倍以上速くなっているような感覚があります!

半押しにした瞬間にバシッとフォーカスしている感があります!ですのでワイドな魚群撮影の場合やマクロの例えばハゼが鰭を広げた瞬間等、撮り逃したくない瞬間も比較的早くシャッターが切れる印象です。

また、画質も綺麗です。マクロにしてもワイドにしても、TG-4で少し感じていたザラつきを感じません。

オリンパス特有の青被りはそのまま

オリンパス製品の特徴でもある水中での「青被り」についてですが、TG-6からは水中の色補正機能として「浅瀬」「標準」「ディープ」を選択することができるようになっています。

実際に試してみましたが正直なところ3つの違いをそこまで感じなかったので私は基本【標準】で使用しています。

そのままで撮ると青被りはあるので私は水中でホワイトバランスの設定をしています。

青被りとは、水中の青みがかった色によって実際の色より青っぽく写ることです。オリンパスのコンデジは特に青が強く出る特徴がありユーザーからは『オリンパスブルー』と呼ばれたりしています。

例を出すと、まずこれがホワイトバランスを調整せずに撮った写真

TG-6。カンムリブダイの群れ写真
カンムリブダイの群れ

全体に青っぽいのが目立ちます。

ホワイトバランスを調整すると・・・

TG-6。カンムリブダイの群れ写真

青っぽさが減り、カンムリブダイの緑色がより分かりやすくなりました!

ホワイトバランスとは?設定方法を解説

水中ホワイトバランスは自分で4種類設定できるようになっており、カメラが記憶してくれるので自分の好きな深度で分けて予め設定しておけば毎回やる手間が省けるのでおすすめです。

5mごとだと、5m・10m・15m・20m

パラオだと20mを超えることもあるので、

7mごとだと、7m・14m・21m・28m

この設定がパラオ向きかもしれません。

いずれにせよ自分で設定できるのが便利なところです♪

マンジュウ君
マンジュウ君

ちなみに!

ホワイトバランスの設定のやり方を解説します!

1.画面を水中ホワイトバランスの選択画面でワンタッチWB1にする。

2.そのまま設定したい深度で白いもの(スレートや白フィン)を撮影する。

3.その深度でのホワイトバランスが記憶される。

青被り克服に関する記事も書いているので参考にどうぞ!

【青被りを克服!】ホワイトバランスや露出を使いこなして自然な色の水中写真を撮る方法【オリンパスTG-6】

【TG-4との比較レビュー】TG-6マクロモード・顕微鏡モードについて

次はマクロ撮影についてです。実際に撮影してみてかなり良くなっていると感じました!

コンデジでマクロを撮るならTG-6が今は1番じゃないかと個人的には思います!(あくまで私の意見なので参考までに。。)

まず、TG-4との比較になりますが水中マクロモードの中に水中顕微鏡モードが搭載されるようになりました。(TG-4は顕微鏡モードにする際、クルクルするところを切り替えなければ撮影できなかった)

これによってマクロモードで撮影している時に例えばウミウシやエビカニ系、ベニハゼ系等の小さい被写体を撮っていて

あ!まだ寄れるぞ!となったら同じ画面で切り替えることができます。動く被写体を撮っているときにカメラ操作をするとそのダイバーの動きに反応して被写体がどこかへいってしまうことがあります。なのでカメラ操作はできるだけシンプルなのがありがたい!

顕微鏡モードにすると液晶もズームされた画面になるので、どこいった!?と被写体を見失わないように注意してください(^◇^;)

顕微鏡モードにするとピンが合うのがマクロモードよりも被写体だけに絞られるので背景がボケて雰囲気のある写真が撮れます。一眼には及びませんがコンデジでここまで撮れれば充分だと思います!

ちなみにマクロモードでの撮影だとピンが合うのはめちゃくちゃ早いですがその素晴らしい機能が故に魚ではなく周囲のサンゴや海藻にピンが合ってしまう、というのはやはりあります。

マンジュウイシモチとサンゴの写真
マンジュウイシモチとサンゴ、どっちにピント合ってる?

例えばこの写真。

液晶ではピンが合ってると思ってたのにパソコンで見たら実は背景にピンがきていました。涙。

ですがコンデジは何枚でもシャッターを切れますからたくさん撮って1枚いいのが撮れれば万々歳です!

私もマクロ撮影の時は、1被写体に対しては30〜50枚撮る時もあります。それくらい動いているものを撮るって難しいんですよね。時間の許す限り諦めずに粘って撮るのはとても大事なことです!

マンジュウイシモチの写真
これはマンジュウにピン!
ヤライイシモチの写真
ヤライイシモチにピン!

顕微鏡モードでの撮影だと泡もこんなに素敵に撮れます。

水滴の写真。顕微鏡モードで撮影

顕微鏡モードで撮影

顕微鏡モードはかなり寄れるので魚だけじゃなくサンゴの細部まで撮りたい時などにも使えます。ケヤリやイバラカンザシ等の動かない被写体を撮る時にもおすすめです(^^)

実際にTG-6のマクロモードでパラオでおすすめの魚を撮ったものがこちら。

ダイバー必見!パラオで出会える「フレームエンジェルフィッシュ」の観察ガイド パラオでマクロと言ったら外せない可愛すぎる「ハナゴンベ」

TG-6ワイドモードは大きな違いはない

次はワイド撮影についてです。

ワイドに関してTG-4と大きく変わったと実感するところは特になかったです。ですのでやはりポイントは冒頭でお話ししたホワイトバランスの調整です。

色味がばっちり合えばかなり鮮明に撮れますのでぜひ何枚でも試してみてください!

パラオ。グレイリーフシャークの写真
グレイリーフシャーク
パラオ。サザナミトサカハギの写真
サザナミトサカハギ

魚本来の色が出ている方が綺麗ですよね!

【水中だけじゃない!】通常モードもバリエーション豊富!

水中だけではなく陸上での通常モード撮影についても進化していました。

前まであったプログラムオートの中の撮影モードの数がかなり増えています!!

TG-4はART1〜7まで

TG-6はART1〜16まで!!!倍以上の追加です!!笑

増えすぎでしょ!と思いましたがそれだけ色んな雰囲気の写真を楽しめるということですね!

TG-6プログラムオートNaturalで撮影
Pモード Natural
TG-6プログラムオートArt1で撮影
Pモード ART1

優しい雰囲気だったりビビッドな雰囲気だったり。

Aモード(絞り優先モード)のF値も少し変わっていました。

TG-4は F2.0 2.8 8.0

TG-6は F2.3 3.2 9.0

【意外と便利!】露出調整ダイヤルが上面に搭載

あとこれは便利!と思ったのは露出調整ダイヤルがついたことです。

TG-4とTG-6の比較。露出調整ダイヤル搭載
TG-4とTG-6の比較

この写真、上がTG-4下がTG-6です。TG-6の右上にクルクルするダイヤルがあるのが分かりますか?

ここで露出をすぐに変えることができるので画面を見ながらくるくるしながら同時に確認できて使いやすいです!

まとめ|TG-6は初心者にもプロにもおすすめ

というわけでTG-6を実際に使ってみた感想について書いてみました。

TG-4と比べて使用感は圧倒的に良くなり水中でのストレスもなく撮ることができます。前述しましたがマクロ撮影には一番向いている印象ですので初心者にもプロにもおすすめのコンデジです。

これから買おうかと迷っている方、すでに持っている方の参考になれば嬉しいです!

私の購入したTG-6本体とハウジングはこちらです。

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