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結論:パラオでの休日は『海と人』がぜんぶでした
私は2015年〜2023年の間パラオで8年半、ダイビングインストラクターとして働いていました。
この記事では、よく聞かれる「パラオでどんな生活してるの?」という質問に、1日のスケジュール・休日の過ごし方・仕事・お金のことまで、ぜんぶ写真付きで答えます。
先に結論だけお伝えすると、パラオでの休日は「海に行くか、人と集まるか、ひとり時間を楽しむか、寝るか」のどれか。でした。
これだけ聞くと地味に思えるかもしれませんが、8年住んでも全く飽きませんでした。その理由も後半で書きますね。
・パラオでの就職・移住を考えている
・南の島での暮らしに興味がある
・元インストラクターのリアルな声が聞きたい

私がパラオで働いていた8年半のこと
大学を卒業し、社会人として8年ほど働いた後、29歳でパラオに渡りダイビングショップでインストラクターとして働き始めました。気付けば8年半、現地のほとんどの移住者の方たちと顔見知りになり、毎日のように海に潜って幸せな日々でした。
今は日本(伊豆)にいますが、当時の生活は今でも毎日思い出すくらい濃密でした。

ダイビングインストラクターのとある1日
「インストラクターの1日ってどんな感じ?」というのは、実はいちばんよく聞かれます。
平日スケジュール例
| 時間 | やっていること |
|---|---|
| 6:00 起床 | 朝は涼しくて気持ちいいんです!ストレッチ・朝ごはん |
| 7:00 出勤 | ショップに出勤し、ボート・タンクチェック・ゲストのレンタル器材準備 |
| 8:30 ゲストピックアップ | 受付・ダイビングの段取りをゲストに説明 |
| 9:00 出港 | 船で50〜60分かけてポイントへ |
| 10:00 1本目 | ダイビング1本目(約50分) |
| 11:00 水面休憩 | おやつタイム。チョコやキャンディー |
| 11:30 2本目 | ダイビング2本目 |
| 13:00 ランチ | ボート上かビーチでお弁当 |
| 14:00 3本目 | ダイビング3本目 |
| 16:00 帰港 | 器材洗い・ゲスト送迎・掃除・ログUP・ミーティング |
| 18:00~18:30 退勤 | そのままゲストとご飯に行くことも |
朝が早い分、夕方には仕事が終わります。この時間感覚に慣れると日本に戻った時の生活が重く感じるくらい、体に合っていました。
繁忙期と閑散期の差
パラオのダイビング繁忙期は乾期と呼ばれ、クリスマス頃からゴールデンウィーク頃まで。その後は雨期のシーズンになりますがスポット的にお盆、シルバーウィーク等。日本のお客様も多くいらっしゃるので大型連休と連動しています。
この時期は体がクタクタになりますが、6月〜11月はバケーションで日本へ帰国してリフレッシュをしたり、旅行したり、パラオでも自分の好きな魚の写真を撮ってリサーチをする時間がたっぷりあります。
このオンオフの波が、海外で働く楽しさのひとつだと思います。日本じゃ1ヶ月も休むのって難しいですよね(^^;;
【写真多め】休日の過ごし方5パターン
さて本題の「休日」です。インストラクター時代、休日はだいたい5パターンのどれかでした。
パターン1:無人島に遠出
ショップで使っていないボートを借りて、ビールやBBQセットを積んで無人島へ。泳ぐ、寝る、食べる、またちょっと泳ぐ、それだけ。

パターン2:現地の人の家でBBQ
パラオの人たちはパラオ人もフィリピン人も日本人も!人を呼ぶのが大好きで、『今日BBQするけど来る?』の一言で集まりが始まります。
私が現地に馴染めた一番の理由は、この『呼ばれ文化』でした。
BBQの時に【たこ焼き】をやるのもパラオならでは?!かもしれません。
意外と皆好きなので、大阪人の私は張り切って焼いていました^^パラオ人スタッフにもたこ焼き講座をしたのもいい思い出です。
パターン3:ロックアイランド観光
ガイド側ではなく、ゲストとしてロックアイランドを回る日。慣れた海でも、ゲスト目線で見ると美しさが毎回新しい。

パターン4:街のカフェでのんびり・ブログ書き
コロール(パラオの中心街)には、日本人にも人気のカフェが数軒あります。コーヒーを片手にぼんやりする午後、という過ごし方は日本と同じですね。
ちなみに、このブログの原型を考えていたのもパラオのカフェでした。
パターン5:日本人仲間と食事
パラオには常時200人以上の日本人在住者がいて、週に1回は誰かの家かレストランで集まっていました。
「日本人同士の繋がりが濃すぎて疲れるのでは?」とよく聞かれますが、私の実感としては、海外ではむしろこのコミュニティが命綱だったと思っています。皆、家族みたいで温かいのです。

パラオで働くってどう?給料・ビザ・日本人コミュニティ
ここからは、実際にパラオでの就職・移住を検討している方向けに、仕事とお金の話を書いていきます。
日本人が多い職種
- ダイビング(インストラクター、ガイド)
- ホテル・観光業
- レストラン(日本食系)
- ツアーガイド・ツアーエージェント
- 日系商社・JICA・大使館
給料の目安(ダイビング業界)
私の時代(2015~2023年)の感覚で言うと、ダイビングインストラクターの月収は手取りで1,200〜1,800ドル(約18〜27万円)が一般的でした。
日本のアルバイトと比べても決して高くありませんが、会社によって家賃補助があったり、食費が一人暮らしだとそこまでかからないので、生活は十分に成り立ちます。
なんといってもTシャツ短パンで年中過ごすので日本ほど服や美容にお金はかかりません。
ビザ
基本的に就労ビザは会社側が手続きしてくれます。パラオにワーキングホリデー制度はないので、観光ビザで入国してから現地で仕事を探すのは難しいです。まず研修生として長期滞在するなどしてから就職先を見つけましょう。
日本にいる間に、SNSや紹介等で現地のショップにコンタクトを取る方法が現実的です。
私の感覚として業務上の英会話は働きながら自然と身についていきます。大事なのは、お客様へのサービス精神と『目配り・気配り・心配り』! ネイティブレベルは不要なので安心してください。
パラオでの生活費|家賃・食費・通信費をぜんぶ公開
「実際いくらで暮らせるの?」という質問に、私の実数で答えます。(私は二人でシェアしていたので一人暮らしよりは生活費が抑えられていたかも。お酒も飲めない、タバコも吸わないのでその費用もかかりませんでした。)
※すべて2023年撤退時の記録に基づきます。
| 項目 | 月額(USD) | メモ |
|---|---|---|
| 家賃(シェア) | 250 | 一人暮らしなら300〜500ドル |
| 光熱費(シェア) | 50~80 | エアコンの使用頻度による |
| 食費 | 200~250 | 自炊中心で抑えられる |
| 通信費WiFi代(シェア) | 30 | 家にWiFiルーター設置で節約可 |
| 交通費 | 100〜150 | ガソリン代・車の維持費 |
| 遊興費 | 100〜200 | BBQ・ダイビング外遊び |
| 合計 | 730〜960 | 手取りの6〜8割で収まる |
ポイントは通信費。最初のころはWiFiも不安定で通信費は実費だったので月70ドル以上使っていましたが、後半はWiFiもサクサクに!そして勤務先で携帯電話回線をグループ契約してくれていたので自宅のWi-Fi代のみで収まるようになり月30ドルになりました。(ボスに感謝です!)
詳しい方法は別記事でまとめています。
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日本から持って行ってよかった/要らなかったもの
持って行ってよかった
- 日本のコンタクトレンズ1年分(現地では高い・合うものがあるか不明)
- 薄手の長袖(雨が降ると寒い!レストランの冷房対策に必須)
- 基礎化粧品、洗顔料(パラオではほぼ手に入らないので自分に合ったものを持っていくべし)
- 日本のお薬・目薬(自分の常備薬は多めにが安心。目薬や結膜炎の薬もあると助かります)
- ノートパソコン(現地では修理が難しい・YoutubeやNetflixが心の友)
要らなかった
- 分厚い本 → Kindleや楽天Booksで十分。そして本はカビるので要注意。
- ちょっとおしゃれな服→ほぼ着なかった。1着お気に入りがあればいいかも。
- 大量の現金 → クレカが基本です。現金は最初のお給料がでるまでの分でOK。
- 日焼け止めの大量ストック → パラオは2020年からサンゴ礁保全のため、有害物質を含むものは持ち込み禁止となりました。日本で調べて買っていくか現地でリーフセーフを買うのがおすすめ。
パラオ移住を考えているあなたへ|まず準備すべきこと
実は、このブログにはちょくちょく『パラオで働きたい』『移住を考えている』という方からDMが届きます。去年は大学生の方から『大学卒業後にパラオで就職を考えています』という相談がありました。
そのたびに私が伝えているのは、この3つです。
- パラオに一度『旅行者として』行く:暮らしと旅は違うので、3泊4日でもいいので現地の空気を肌で感じておく
- 英会話を始める:働きながら身につきますが、コロナ禍以降日本以外の国のお客様が圧倒的に増えました。英語でガイド、講習することもあるので苦手意識のある方は渡航してから『学ぶ』より、日本で少しでも英語に『慣れて』から行った方が絶対に楽!
- 海外旅行保険に入る:観光ビザ期間中は国民健康保険が使えないので必須です。クレジットカード付帯の保険が適用されるかも確認が必要です
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よくある質問(FAQ)
まとめ|一度きりの人生、南の島で暮らしてみませんか?
パラオでの休日は、地味かもしれません。でも、その地味さを退屈と感じるか、豊かと感じるかは、行ってみないと分かりません。
私は行ってみて、それが【豊か】だと分かりました。8年半いて、今は日本に戻ってきたけれど、あの時間は私の人生で一番自分らしく過ごせた時期だったと思います。
陽が昇ったら起きて、陽が沈んだら星を見ながら眠りにつく。自然と共に生きているということを実感できます。
もしこの記事を読んで、少しでも興味が湧いたら、次にすることはひとつ!パラオへの下見旅行の航空券を探してみてください。

「あ、ここで少し暮らしてみてもいいかも」って。

