こんにちは!
今日は朝からずーっと雨のパラオです。洪水になるんじゃないかってくらいじゃじゃ降りです((+_+))
さて今日はダイバーにとって欠かせないウェットスーツについて書きたいと思います!
2年ほど前にオーダーしたスーツもコロナ禍で使用頻度は減りましたがいよいよボロボロに破れてきました(;^ω^)
それを見かねたボスがオーダーしていいよ~と言ってくださいましたのでこのタイミングで皆さんにもオーダーウェットスーツの良さをお伝えしたいと思います!
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レンタル?それともマイウェットスーツ?
皆さんは自分のウェットスーツをお持ちですか?
ダイビングを始めたときはもちろんダイビングショップでレンタル品を借りますよね!
昔、私もライセンス取りたてで潜りに行った時はいつもレンタルしていました。その当時、レンタルウェットに穴がたくさん開いていたのを思い出します(笑)
最初の頃はダイビング自体に慣れていないのでウェットスーツがきつかったりすると気分が悪くなったり着るのに一苦労で大汗かいちゃうしストレスになるんですよね・・・
そんなときに一緒に潜りに行ったダイバーさんに勧められたのがオーダーのウェットスーツ。すごく快適でいいよ〜とおススメしてくれて友達と作りに行きました。ちょうどダイビングを始めて1年くらい経ったタイミングです。
ウェットスーツにはダイビング器材屋さん(mic21等)で売っている既製品(一般的に吊るしと呼ばれる)と自分の体のサイズに合わせて作るオーダー品と2種類あります。
昔はウェットスーツ=高いというイメージが強かったですが最近は既製品だとすごく安く販売しているお店も増えました。ネットでも【ダイビング ウェットスーツ】で検索するとたくさん出てきます。
既製品でもサイズやバリエーションが豊富で3万円以下でもたくさん。
安いものだと1万円以下の商品もあります。
既製品はお手軽で良いのですが私が強くおススメしたいのはオーダーウェットスーツです!
オーダースーツのメリットとは?
オーダースーツは名前の通りフルオーダーで自分の体のサイズに合わせて作ります。採寸する箇所はなんと約30箇所!きちんと測って自分にぴったりのものを作ります。
素材や厚み、ジッパーの仕様等も自分好みにカスタマイズできます。お洋服のスーツと同じく自分の体にフィットしたウェットスーツはとても心地よいのです。自分専用のウェットスーツを持っていたらダイビングにもたくさん行きたくなりますよ^^
ウェットスーツの仕様には以下のようなものがあります。
- ウェットスーツのデザイン:フルスーツ・2ピース・ロングジョン・ショーティ、etc..
- 素材:ジャージ・スキン・裏起毛
- 厚み:1.5mm位~8mm位
- 手首・足首のファスナーの有無
- 膝パットの有無
参考までに私のウェットスーツの仕様はこの通りです。
5mmフルスーツ、裏ジャージ・表スキン
手首足首ファスナーあり
首ファスナーあり。首が詰まったとっくりが苦手な方は首ファスナーおススメです!すごく楽ですよ!
背中ファスナー位置変更
膝パットなし
素材や厚みだけでなく、ファスナーの有無、位置までこだわって作れるので快適さが増します!
ウェットスーツはどれくらいもつの?
ファンダイバーの方なら使用頻度によりけりですが数年もつと思います。買い替えのタイミングは「破れたら」「薄くなって保温性がなくなったら」「なんだか新しいウェットスーツにしたい!」など。ウェットスーツを着る理由は保温・保護・浮力確保なのでこれができなくなったら買い替えを検討してみてください。
パラオでダイビングガイドをしているとほぼ毎日ウェットスーツを着るので傷みも早いため私たちは1年に1回オーダーしていました。およそ1年で700本位潜っていましたが、どこかしら破れたり穴が開いたりします。
破れやすいトップ3は背中のファスナーの根元部分・脇の下・膝周りです。
ウェットスーツは破れだすともう止まりません。この間まで使っていたフルスーツは右の脇の下と右膝が破れはじめ、どんどん広がって水中でスースーするほどに。とほほ。
昔は背中のファスナー根元の破れがひどかったですが、ファスナーの位置をオーダーで数cmだけ上げてもらったら破れなくなりました。こういうところがオーダーのメリットです。
新品はなんとも言えないふかふか感!
そして新品スーツのふかふか感!これが本当に最高で、一番最初に足を通した時の着やすさ、ふかふかに包まれる感覚がもう何とも言えず幸せな気持ちになれます!

こちらが新品のウェットスーツ。ピカピカでふかふかです!
この最高のふかふかは最初だけで一度海に入るとウェットスーツに水圧がかかりどんどん潰れていくのですが1か月くらいはふわっとしていて着やすいです。そして着るたびに自分の体に馴染んできて愛着も湧いてくるのです。
オーダースーツのデメリット
オーダーだけのことではありませんが、ウェットスーツはどうしても縮むので久しぶりに着ると『こんなにキツかったっけ?!』となりがちです。
ウェットが縮んだのか自分が成長したのかは置いておきましょう(笑)
オーダースーツのデメリットは頻繁には買い替えないのである程度体型維持をしないといけない。というところでしょうか。
オーダーなだけあって、安いお買い物ではないので気軽に買い替えちゃおう!とはいかないかなと。
もう一点は旅行先へ持っていくのに【かさばる】というところ。
仕様によっては厚みも重量もあるのでスーツケースの片面を埋め尽くすと考えておいた方がいいです。ウェットスーツをクッションがわりに間にレギュレーターやマスクなどを入れてパッキングできますが、それでも嵩張ります。ダイバーのスーツケースはダイビング器材が80%、残りの20%で現地で着る服や小物関係というくらいですね。
クルコンでお世話になっているウェットスーツ屋さん
ここまででオーダースーツのメリット・デメリットをご紹介してきましたが、私個人の意見としてはオーダースーツはおススメです!やはり着なれているもので潜るのはストレスがありませんし、オーダーしているので保温性も抜群です。
というわけで参考までに私たちクルーズコントロールでオーダーしているスーツ屋さんをご紹介します!
東京、渋谷にあるトライダイビングさん。
HPはこちらhttps://www.trydiving.net/index.html
ここでひとつひとつ丁寧に社長が作ってくださっています。クルコンのレンタルウェットスーツやボートコートもこちらにお願いしております。
夏に向けて日本でオーダースーツを作りたい方がいらっしゃいましたらぜひトライさんで♪
時期にもよりますがだいたい1ヶ月程で作ってくださいますよ♪