ダイビングのCカード取得ガイド|費用・日数・流れを元インストラクターが解説

「ダイビングのライセンスってどう取るの?」
「費用はいくら?何日かかる?」

体験ダイビングをして「自分で自由に潜れるようになりたい!」と思ったら、次のステップがCカード(ライセンス)の取得です。パラオで8年半インストラクターをしていた私が、費用・日数・流れから、ショップの選び方まで解説します🌊

📋 この記事でわかること

  • Cカードとは何か・取ると何ができるか
  • 取得までの流れ・日数・費用の相場
  • 日本で取る vs 海外リゾートで取る の違い
  • 指導団体の選び方(ここは注意が必要!)
  • 講習でつまずくポイントと、取った後に続けるコツ
ダイビング講習で海に潜る様子|Cカード取得

Cカードとは?取ると何ができるの?

Cカードはダイビングをするためのライセンスカードです。体験ダイビングではなくファンダイビング(自分で泳いで楽しむダイビング)をするときに必ず必要になります。ライセンスカードという名前ですが国家資格ではなく、民間の指導団体が発行しているもので一度取得すれば有効期限もなく更新の必要もありません。

体験ダイビングとの違い

項目 体験ダイビング Cカード取得後
潜れる深さ 12mまで 18mまで
潜水時間 20〜30分 40分ほど
泳ぎ方 ガイドが手をつなぐ/腕を組んだ状態 自分で自由に泳げる

Cカードを取るとファンダイビングに参加でき、他の人とチームで潜れるようになります。自由度も楽しみの幅も、ぐっと広がります。

ちなみにオープンウォーターのコースは「セルフレスキュー(自分のことを自分でできるようになること)」に重点を置いてカリキュラムが組まれています。日本ではあまりありませんが、ライセンスを持っている人同士ならバディダイビング(2人で潜ること)もできるようになります。裏を返せば、そのレベルになりましょうということです。

🤿 不合格はありませんので、安心して

講習は学科と実技の両方を行いますが、すべて習得できるまで練習するので「不合格」にはなりません。私もゲストにはいつもそうお伝えしていました。できるまで付き合いますので、安心して飛び込んできてください^^

Cカード取得までの流れと日数

一番ベーシックなオープンウォーター(OW)コースの流れはこちらです。

  1. 学科講習(ダイビングの知識・安全のルールを学ぶ)
  2. 限定水域講習(プールやビーチなど、足のつく深さでスキル練習)
  3. 海洋実習(実際の海で潜る)

かかる日数は3〜4日が目安です。

費用の相場は6〜8万円|「安すぎる」には注意

オープンウォーターコースの費用は、平均6〜8万円。これは日本でも海外でも同じくらいの印象です。

ここで大事なポイント。コース料金が安く見えても、レンタル代・申請料などを含めるとトータルでは結局このくらいになるのが一般的です。

⚠️ 安すぎるコースには裏があることも

相場よりあまりに安い場合、講習内容が不十分、最初から器材を買わされるなど、別のところで費用がかかる仕組みになっていることがあります。申し込む前に「総額でいくらか」「何が含まれていて、何が別料金か」を確認するのがおすすめです。

ダイビング器材と講習の準備

日本で取る?海外リゾートで取る?

どちらにもメリットがあるのでどちらが良い、ということはありません。自分の生活スタイルに合わせて選べるのが良いところです。

日本(都市型ショップ)で取るメリット

長い休みが取れない方でも通いながら取得できるのが最大の魅力。会社帰りに学科やプール講習をして、週末に海洋実習——という進め方ができるので、働いている方でも予定が立てやすいです。

また、都市型ショップの場合は自分以外にも講習を受ける方がいることも多く、そこでお友達になって繋がりを持つことができます。一緒のタイミングで講習を受けるメンバーとは1泊2日で海洋実習に参加するので一緒にいる時間が長く、同期のような存在になります。講習後に一緒に潜りに行こう!となることも少なくありません。

国内リゾート・海外で取るメリット

沖縄などの国内リゾートや海外の場合、南国イメージの綺麗な青い海での講習になるのでワクワクする気持ちは高まります。

同じ日程で講習を受ける人が他にいる場合もありますが、リゾートでは1グループだけ、のことが多い印象です。ただし移動日も含めるとまとまった休みが必要です。

💡 リゾートで取るなら日程に余裕を

  • 学科を先に終わらせていても、現地で2日はかかります
  • ダイビングをした日は飛行機に乗れません(減圧症のリスクがあるため18時間開ける必要があります)。潜った翌日に移動する日程を組みましょう

指導団体はどこがいい?

指導団体は、自分が講習を受けるインストラクターがどこの団体に所属しているかによるので、基本的に自分で選ぶものではありません。

日本国内だけでも30以上の団体があり、国内で潜る場合は日本のメジャーな指導団体であれば問題なく潜れますが、海外でも楽しみたい場合は海外で認知されている指導団体のカードを取ることをお勧めします。日本の指導団体は海外では認知度が低い場合もあります。

1つだけ確認してほしいこと

⚠️ 世界的に認知されている団体かチェック

世界的に有名な指導団体は PADI・CMAS・NAUI・SSI・BSAC・SDI など。このどれかであれば、国内でも海外でも問題なく潜れます。

日本国内だけの指導団体のライセンスだと、海外で認知されず潜らせてもらえないことがあるので注意が必要です。申し込む前にどの団体か確認しておきましょう。

講習でつまずくポイント第1位は「マスククリア」

インストラクターとしてたくさんの講習を見てきましたが、つまずくスキルランキング1位はマスククリアでした。

マスククリアとは、水の入ったマスクから鼻で息を吐いて水を出す技術。普段と違う呼吸なので、うまくできない方が多いのです。

よくある声は:

  • 水中でマスクを外すのが怖い
  • 目に海水が入るのが嫌
  • すぐ水面に上がりたくなる

でも大丈夫。これも足のつく浅い場所で、できるまで何度も練習するのが講習です。焦らなくて大丈夫ですよ^^

Cカードを取った方がいい人・体験で十分な人

取った方がいい人

体験ダイビングをしてみて「楽しい!自分で潜れるようになりたい!」と思った方。先ほどの表の通り、Cカードがあると深さも時間も自由度も広がります。長く続けたいと考えている方は、取る価値が十分あります。

体験ダイビングで十分な人

一方で、「年齢的に体験ダイビングで充分」という方、「ライセンスを取っても時間的余裕がなくて続けられないだろう」という方もいらっしゃいます。そういう方は、無理に取らず体験ダイビングを楽しむのでも全然いいと思います。

ダイビング参加者には全員【病歴診断書】というものを記入してもらいます。該当項目がある方や60歳以上の方は全員医師の診断書が必要になり、医師の許可が降りない場合はそもそもダイビングができません。

取った後、潜り続けるためのコツ

正直な話をすると、Cカードを取ったあと、それっきり潜らなくなってしまう方もいます。

理由は決まって「ダイビングに行くきっかけを失ってしまうこと」。職場が変わった、引っ越した、結婚した、子どもが生まれた、大きな病気をした——そうやってきっかけを失うと、また行くのが億劫になってしまうようです。最近ではコロナ禍をきっかけにダイビングから遠のいてしまった方が多くいました。

🐟 続けるコツは「ダイビング仲間」

続いている方に共通しているのは、一緒に行く仲間がいること。「今度行こうよ!」と誘い合える相手がいると、自然と海に戻れます。講習で一緒だった方やショップのツアーで知り合った方と、ぜひつながっておいてくださいね^^

まとめ|まずは体験ダイビングから

Cカード取得のポイントをまとめます。

  • 費用:オープンウォーターで6〜8万円(安すぎるコースは要注意)
  • 日数:3〜4日
  • 流れ:学科 → 限定水域 → 海洋実習
  • 不合格はなし。できるまで教えてもらえます
  • 指導団体は世界的に認知されているところを選ぶ
  • 取ると18m・40分・自由に泳げるようになる

そして一番のおすすめは、いきなりライセンスより、まず体験ダイビングで「楽しい!」を確かめること。その気持ちが確認できたら、Cカードへ進みましょう🌊

▼ まずは体験ダイビングで「楽しい!」を確かめよう

ライセンスを取る前に、まずは体験から。VELTRA(ベルトラ)なら国内・海外の体験ダイビングを日本語でかんたんに予約できます。

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